最新号誌面「FBI(C)MAG ISSUE 02. FALL WINTER 2021<Fashion or not?>フットボールはファッションか」内でも特集した<KEEP YOUR IMAGINATION>。
自らがフットボーラーでもある 4 人のスタイリストが創造性溢れるフットボールスタイルを表現した企画です。WEBサイトでは、スタイリッシュな1ページが仕上がるまでのインサイドストーリーを掲載。日々クリエイティブなピッチで駆け回る彼らの、個性的な一面にぜひ触れてみてください。
- 今回のページのコンセプトとストーリー
- タイトルに込められた意味
- 日本のフットボールカルチャーの印象と自身のフットボールに対する想い
- 今後のフットボールとファッションのリレーションの未来について
- 自身のプロフィール
TOMOHIRO NAKAMURA
“Un ballon & two childhood friends with LEAMIRE”
Art Direction,Photo and Styling: @tomohiro_nakamura7
Model: @standing0204 @inoryuto
Design: @osamu_matsuda
Brand by: @lemaire_official
ITEM CREDIT
@standing0204 着用
シガレットフォルダー 53,900 円、レッドタートルネック 29,000 円、 カーディガン 180,000円、ジャケット 110,000円、コート 188,000 円、チャイニーズスリッパ 69,000 円、デニムパンツ 51,000 円 ( モノクロ写真のみ着用 ) 以上すべて @lemaire_official
その他スタイリスト私物
@inoyuto 着用
ミントグリーンタートルネック 29,000 円、コート 119,000 円、パジャ マパンツ 88,000 円、ブーツ 104,000 円、グローブバック 104,000 円、 以上全て @lemaire_official
その他スタイリスト私物
(問い合わせ先:SKWAT/LEMAIRE 03-6384-0237)
①10代の頃から幼馴染のフットボーラーがサッカーボールとLEMAIREを通じて大人になってく様を表現しました。
このモデルをやってくれた2人は実際に大学のチームで一緒にプレーしていたのですが、1人は大学卒業後、安定な生活を捨てて、モデルで生計を立てるという薔薇の道を歩き、彼の夢であったパリコレでランウェイを歩くという目標を達成し、もう1人はモデルという夢を追いかけてながらも地元の会社に就職をしたのですが、幼馴染の活躍をsnsでチェックする度に、モデルという夢を追いかけていました。
そんな2人を実際にこの撮影を通して再会させ、 LEMAIREという素敵なブランドを着用してもらい1つのサッカーボールを通してコミュニケーションを取って貰いました。撮影始めは2人ともタジタジだったのですが、LEMAIREを着用して、その洋服のもつ素材感や着心地の良さに触れると、不思議に表情や仕草も紳士になっていきました。僕もそうですが、素敵な洋服を着ると不思議に立ち振る舞いも大人になるというか、背筋をピンと伸ばしてくれる気がしていて、改めてこの撮影でモデル2人の表情や雰囲気の変化を肌で感じて実感しました。
写真は全てフィルムで撮影していて、ノーレタッチです。
② サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にするスポーツだ。という日本サッカー界の父とも言えるデッドマール・クラマー氏の言葉があるのですが、その言葉からインスパイアされました。
③自分にとってFOOTBALLはライフワークであり、死ぬまで一生続ける必要不可欠な栄養。
日本のフットボールカルチャーはまだまだ未熟で成長過程にあると思う。50年後くらいにはワールドカップベスト4には入れそう。
④個人でフットボールチームを作れる時代だからこそ、スケート界の革命児Mark Gonzalesのようなファッションやアートとサッカーを上手くMIX出来るセンスある人が増えて欲しい。
⑤鵬翔高校サッカー部→FC SCANDICI 1908(ITALY)→U.S.C MONTE LUPO(ITALY)→YOKOHAMA FIFTY CLUB(神奈川県1部リーグ)
ポジション、OMF FW
NAOTO ISHIKAWA
“ガールフレンドとサッカーと僕。”
photograph: TAITO OZAKI
styling: NAOTO ISHIKAWA @goemonn.i
designer: HITOMI NAKASHIMA
model: YOSHINO
ITEM CREDIT
すべてスタイリスト私物
①②コンセプトはガールフレンドとサッカーと僕です。ストーリーはコンセプトになっている3つの要素で成り立つ日常のワンシーンを表現したいと思いました。
③日本のフットボールカルチャーの印象は日本人の国民性と同じで真面目だなと思います。僕のフットボールに対する想いは高校サッカーを引退したタイミングで行方不明になってしまったので、よく分かりません。
④ゴプニク(ロシア人のヤンキー達)みたいな人が増えれば最高だなと思ってます。
⑤「大切な一言」
僕はサッカーに人生を助けられました。サッカーに限らずですが、スポーツはたくさんの出会いを与えてくれます。ハッピーな時もネガティブな時も自分が好きなスポーツは続けてください。きっと、助けてくれます。
TATSUHITO YONAMINE
“Jugador de tres vías ”
Stylist: Tatsuhito Yonamine @chabby_yonamine
Photographer: Ryuta Arakaki @arakaki_ryuta (Pile Driver @piledrivermotions )
ITEM CREDIT
すべてスタイリスト私物
①ファッションデザイナーのサーファー、サッカーの上手いファッションデザイナー、キーパーもできるフィールドプレイヤー
その全てにおいて、国を代表するようなモノであったら、そんな人物はこの世に存在するハズがない
カンポスを除いては
②元メキシコ代表のカンポスはGKはもちろん、FWのポジションもこなし、相手によってポジションを変更し非凡な才能を発揮していた。
そんな彼はプロ級のサーファーでもあったとか、なのでスリーウェイプレーヤーという事でこのタイトルにしました。
③ハッキリ言ってフットボールブランドを普段着としてカッコよく着こなしている人はほとんどいないです…。
僕はGK出身なので、日本の弱点と言われているGKというポジションで世界に通用するプレイヤーが出てくる事を願っています。
④球技で言うと、バスケジャージーパンツや野球のスタジャンなどのアイテムが昨今ファッションとしフォーカスされているように、そこにフットボールならではのジャージーの着こなしだったり、ソックス、レトロなフットボールシューズなどを取り入れたコーデもフォーカスされると良いなと思う。
⑤スタイリスト
GK
那覇西
全国インターハイ準優勝ベンチ
本国体ベスト16ベンチ
高円宮杯出場
九州プリンスリーグ2部優勝出場
KIICHIRO AOKI
“空・愛・竜巻”
direction&styling: kiichiro aoki @kiichiroaoki
photo: daishi saito @daishi_saito
hair&make: akihito hayami @akihito_hayami
model: kaiga @kaiga_8x_x8 (stanford @stanford.group.jp )
ITEM CREDIT
NEEDLES @needles_tokyo_official のトラックジャケット 28,600円,トラックパンツ 23,100円 @nepenthes.official
(問い合わせ先:NEPENTHES 03-3400-7227)
①前々からできたらいいなと温めていた案だったので、この撮影の話もらってから、兄弟繋がりでアディダスとプーマの靴やTシャツを使うなどを肉付けしていった感じです。(プーマのTシャツは見えてませんが。)
一応本家同様、兄が下で弟が上にしてます。
②まぁ某有名サッカー漫画のあの技です。
③自分は幼稚園からずっとサッカーやってますが、とりあえずまだまだ身体が動くギリギリまで続けようと思ってます。
④こんな感じの撮影はもっと増えたらいいなと思うので、FBI©︎MAGに期待してます。
⑤奈良県出身。スタイリスト歴11年目。
週イチでのフットサルをなんとか続けている、左足の魔術師。